宮法山 即得寺

【愛知・一宮
納骨堂】

宮法山 即得寺

大切な人とまた出会う場所
悠久の歴史を有する真宗大谷派の寺院
慶長年間(1596–1614)、現在の場所に移転して以来、地域の人々に親しまれている。
納骨堂Eタイプ内部のイメージ。長い歴史を有する寺院が、責任を持って遺骨を管理してくれるのが心強い。
納骨堂『俱會一處』では、住職が故人を偲び毎朝丁寧に祈念してくれる。
2023年に完成した新しい納骨堂
バリアフリー構造など、参拝に訪れるすべての人にやさしい『俱會一處』。
納骨堂Cタイプのイメージ。
納骨堂Eタイプの壁面。従来の納骨堂のイメージにとらわれない、華やかな意匠も特徴だ。空調設備が整った空間で、快適に参拝できる点も現代のニーズに合っている。
丁重に読経を執り行う住職の鈴木教雄さん。
寺小屋サロンでは太古の甕に身を委ね究極の癒やしを得る
薬石のパワーを浴びることで、全身をリフレッシュ。1回¥3,000、要予約。
『寺子屋サロン 妙彌』の内部はアーティスティックな印象。
対話を楽しみながら交流し、心身共にリラックスできる健康サロン。

地域の人々が集う
「現代の寺子屋」

 鮮やかなピンク色の塀がシンボルとなっている『宮法山 即得寺』。源義経に仕えた鈴木三郎繁家の子孫が、明徳年間(1390‐1393)に天台宗の寺院を建立したことを起源とする。応永19年(1412)には真宗に改宗し、寺号を『即得寺』とした。  悠久の歴史を有する同寺院にある新しい納骨堂が『俱會一處』。家族や夫婦、友人と多様な形で遺骨を収蔵可能で、快適に参拝ができる。「『俱會一處』とは、亡くなった方が阿弥陀仏の極楽浄土で再会するという言葉です」と教えてくれたのは、住職の鈴木教雄さん。「女性おひとりでも安心してお参りいただける空間づくりを心がけています」と奥様の弥生さんが続けて教えてくれたように、明るい空間も特徴。この納骨堂には「超絶技巧を持つ若⼿仏師」として注目を集める江場琳觀氏が彫った阿弥陀如来像も近年中に祀られる予定だという。参拝に訪れる頻度もおのずと高まりそうだ。
 さて、境内にはもうひとつ知る人ぞ知る癒しの空間『寺子屋サロン 妙彌』がある。対話を楽しみながら心身共にリラックスし、自身の健康と向き合うことができる。太古の甕に身を委ね、天然樹紋石から放たれる遠赤外線やマイナスイオン、微量の放射線の力を感じる「細胞浴」がサロンのメイン。 そのほか各種ワークショップや料理教室なども開催し、コミュニティを生んでいる。地域における福祉や文化、教育の拠点という役割を全うする『即得寺』。「寺子屋」という言葉がぴったりと当てはまる場所だ。
DATA

法福寺

【岐阜・各務原
納骨堂】

法福寺

故人らしさが滲む永代供養墓“風の塚”
個人の生き方を尊重した「風の塚」
象徴でもある永代供養墓。音楽会が行われるなど荘厳さと明るさが共存する。
火曜日限定でオープンする『風庵』(要予約)の入口。藤の花が描かれた暖簾が爽やか。
本尊の大日如来のほか、不動明王や弘法大師空海、毘沙門天など多くの尊像が安置されている本堂。
境内にある集合型の永代供養墓。
荘厳な真言宗寺院
大日如来や不動明王、毘沙門天が祀られた本堂では、年間通して様々な御祈祷が執り行われる。
さりげなく仏教をイメージさせる美術品を配置。
副住職が手掛けた切絵御守(授与料¥2,000)。大学でデザインを学んだ経験が生かされている。
『風庵』の内観。先代の住職が好んだアンティーク家具が配された美しい空間となっている。
『風庵』で味わえる献立の一例。定番の胡麻豆腐と生甘酒のほか、季節の旬を生かした料理が味わえる。この日は新ゴボウやエンドウ豆を使った一品と出会えた。玄米塩麹など調味料の多くは手作りされたもの。¥2,000(ドリンク付き)。

「終の棲家」に選びたい
美しき山あいの寺

 岐阜県各務原市の山あいに佇む『法福寺』。境内の中でもひと際シンボリックに映る石造りの建造物が永代供養墓の「風の塚」だ。個人の生き方を尊重し、宗旨宗派にとらわれず永代供養を受けることが可能。生前に契約を行うケースが多いそうで、自ら手書きしたプレートが塚に刻み込まれる。プレート一つひとつに目を向けると、名前と共にギターなど生前に親しんだ品のイラストや家族・友人に向けた感謝のメッセージなどが刻まれている。この塚に眠る故人と生前に縁があったわけではないはずなのだが、一人ひとりの顔が浮かぶよう。「生き様」を見たかのような気持ちにさせられ、胸が熱くなる。「自分が行き着く所が決まっているというのは大切なこと。残りの人生を前向きに生きる糧にもなるはずです」と住職の西部元照さん。
 山々に抱かれ、鳥のさえずりが響き渡る境内は、まさに「現代人の心のオアシス」と呼ぶにふさわしい。ひとたび同寺を訪れれば、「ここを終の棲家に」と願う人々が多いことにも頷ける。「現代において寺は日常の生活とかけ離れてしまっています。『生活の中に寺がある』という感覚を多くの方々に持っていただきたい」と住職。その言葉とおり火曜限定で「お寺のお昼ごはん」を楽しめる『風庵』をオープンするなど、寺院の敷居を低くする試みを多く実施している。一般的な精進料理とは異なり、「腸活」を意識したバランスのよい献立が特徴。  「お寺に足を運ぶきっかけ」を多方向からつくってくれる寺院だ。
DATA
  • 法福寺
  • 【住所】岐阜県各務原市各務車洞6799-3
  • 【電話】058・384・3510
  • 【営業時間】9:00~17:00
  • 【定休日】無休(木曜は受付不可)
  • https://hofukuji.com