法福寺 – ナゴヤの大人のウェブマガジン | WEB大人の名古屋
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【岐阜・各務原
納骨堂】

法福寺

故人らしさが滲む永代供養墓“風の塚”
個人の生き方を尊重した「風の塚」
象徴でもある永代供養墓。音楽会が行われるなど荘厳さと明るさが共存する。
火曜日限定でオープンする『風庵』(要予約)の入口。藤の花が描かれた暖簾が爽やか。
本尊の大日如来のほか、不動明王や弘法大師空海、毘沙門天など多くの尊像が安置されている本堂。
境内にある集合型の永代供養墓。
荘厳な真言宗寺院
大日如来や不動明王、毘沙門天が祀られた本堂では、年間通して様々な御祈祷が執り行われる。
さりげなく仏教をイメージさせる美術品を配置。
副住職が手掛けた切絵御守(授与料¥2,000)。大学でデザインを学んだ経験が生かされている。
『風庵』の内観。先代の住職が好んだアンティーク家具が配された美しい空間となっている。
『風庵』で味わえる献立の一例。定番の胡麻豆腐と生甘酒のほか、季節の旬を生かした料理が味わえる。この日は新ゴボウやエンドウ豆を使った一品と出会えた。玄米塩麹など調味料の多くは手作りされたもの。¥2,000(ドリンク付き)。

「終の棲家」に選びたい
美しき山あいの寺

 岐阜県各務原市の山あいに佇む『法福寺』。境内の中でもひと際シンボリックに映る石造りの建造物が永代供養墓の「風の塚」だ。個人の生き方を尊重し、宗旨宗派にとらわれず永代供養を受けることが可能。生前に契約を行うケースが多いそうで、自ら手書きしたプレートが塚に刻み込まれる。プレート一つひとつに目を向けると、名前と共にギターなど生前に親しんだ品のイラストや家族・友人に向けた感謝のメッセージなどが刻まれている。この塚に眠る故人と生前に縁があったわけではないはずなのだが、一人ひとりの顔が浮かぶよう。「生き様」を見たかのような気持ちにさせられ、胸が熱くなる。「自分が行き着く所が決まっているというのは大切なこと。残りの人生を前向きに生きる糧にもなるはずです」と住職の西部元照さん。
 山々に抱かれ、鳥のさえずりが響き渡る境内は、まさに「現代人の心のオアシス」と呼ぶにふさわしい。ひとたび同寺を訪れれば、「ここを終の棲家に」と願う人々が多いことにも頷ける。「現代において寺は日常の生活とかけ離れてしまっています。『生活の中に寺がある』という感覚を多くの方々に持っていただきたい」と住職。その言葉とおり火曜限定で「お寺のお昼ごはん」を楽しめる『風庵』をオープンするなど、寺院の敷居を低くする試みを多く実施している。一般的な精進料理とは異なり、「腸活」を意識したバランスのよい献立が特徴。  「お寺に足を運ぶきっかけ」を多方向からつくってくれる寺院だ。
DATA
  • 法福寺
  • 【住所】岐阜県各務原市各務車洞6799-3
  • 【電話】058・384・3510
  • 【営業時間】9:00~17:00
  • 【定休日】無休(木曜は受付不可)
  • https://hofukuji.com