香華山 高徳院

【愛知・豊明
寺】

香華山 高徳院

季節の花が咲き誇る境内
そよ風を受けて竹の葉がサラサラ揺れる音が心地よく、6月の紫陽花とのコントラストは実に美しい。

いつ訪れても“美”を感じる癒やしの寺

 名古屋の緑区から穏やかに広がる桶狭間古戦場の丘に佇む『香華山 高徳院』。弘法大師・空海を開祖とする真言密教の聖地、高徳院は1893(明治26)年に和歌山縣下紀伊國地高野町高野山小田原谷より移転と伽藍再建立され現在に至っている。
 春は桜や桃の花、夏は紫陽花やツツジに若竹の清風、秋の紅葉、冬は澄んだ空気が境内を包み込む。中でも竹林の小径は京都嵐山を彷彿とさせ、参拝客へ安らぎや癒やしのひと時を与えてくれる。
 「人生や行き様と同じように、〝親しみある境内〟が訪れた人々を癒やしの空気で包摂する」と自然との調和を大切にする湯川博英住職。子どもの急激な少子化に伴い、仏事習慣の未経験者が、大多数を占めると言われる超高齢化社会。最期の魂の終焉を不安視する声も多く、お墓や仏壇の継承が途切れる中、2012年より東海エリアでは先駆けて永代供養施設の受託を開始。永代供養を求める多くの声に応えている。さらに2025年4月より樹木葬及び納骨堂の増築を行い、生前からの魂の安置場を予約出来る体制を整え、今では仏様から小さな家族(小動物)までの永代供養に応えている。
 名鉄中京競馬場駅から徒歩約5分、国道1号線や高速道路が近くを通りアクセスも良好。また各永代供養建屋近くまで自家用車で乗り付けられ、200台程度の駐車場や葬儀場まで完備という高齢者への配慮も万全だ。
 弘法大師ゆかりの宗派寺院で、凛とした閑さの空気が満ち溢れる『香華山 高徳院』での永代供養に興味のある方は、一度予約をして訪ねてみてほしい。
 葬儀から納骨や法事まで一貫の供養を依頼できるのが特色だ。
真言宗開祖の弘法大師が開いた高野山に、9世紀に「高貴徳王菩薩」を本尊として建立された寺院。
名古屋の街を眼下に望む境内山頂に佇む納骨堂「瑜祇塔」。
 
木造りの山門「金剛生門」から仰ぎ見る納骨堂「瑜祇塔」。
瑜祇塔別館「別殿」には、通常の納骨室以外に家族同様の小動物(ペット)と一緒に入れる納骨室も備えている。
観音像に見守られる樹木葬エリア。
初夏の風物詩、紫陽花の竹林小径。
金色の吊灯篭にはお寺への思いを寄せる方々の名が連なる本堂。
この世の浄土、新書院の火頭窓越しの雲中菩薩。
 
DATA
  • 香華山 高徳院
  • 【住所】愛知県豊明市栄町南舘3-2
  • 【電話】0120・2020・55(永代供養)※仏事・葬儀は0562・98・8300(年中無休)
  • 【営業時間】10:00〜15:00(永代供養)
  • 【定休日】無休
  • https://www.koutokuin.jp