なまふの店 麸秋 – ナゴヤの大人のウェブマガジン | WEB大人の名古屋
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【名古屋・森下
生麩】

なまふの店 麸秋

創業大正10年のもっちり本格派「生麩」
生麩各種
小麦粉に含まれるグルテン成分を抽出・加工して作られる生麩は、高タンパク低脂質低カロリーだ。

彩りも食感も、専門店で生麩本来のおいしさを知る

 日本の伝統食材のひとつである生麩。餅のような食感が特徴であり、グルテンの分量や温度、保存方法などによって食感に違いが生じる繊細な食材でもある。大正10年(1921)創業の『麸秋商店』は、長年にわたって研究を重ね、弾力性が高い上に歯切れのよい生麩づくりを実現している。熟練した技術と知識を持つ職人によって、一つひとつ丁寧に手作りされている同店の生麩は、名古屋の有名料亭などで愛され用いられ続ける存在だ。
 主役になることはなくても、彩りと食感で懐石料理などに不可欠な生麩。格式の高い日本料理の中だけでなく、日常の食卓でも生麩を活用してほしいとの思いから誕生したのが、直営店『なまふの店 麸秋』だ。同様に、オンラインショップも開設している。定番の生麩商品に加えてひな祭りやハロウィンなどの季節限定品もあり、いつもより“映える”料理づくりにも活用できそうだ。ヘルシーフードでもある生麩をぜひ、いつもの一品に加えてほしい。
つるんとした食感の「笹麩饅頭」¥178は定番の粒あん、こしあんのほか、黒ごま、栗など全8種。
「季節のなまふ(写真は柚子、くるみ、粒そば各¥410)」は、もっちり食感に加えて素材の風味も堪能できる。
丹念に仕上げた職人の手業が美しい「手まり麩」。「花手まり ふたいろ」は¥1,412、「花手まり ひといろ」は¥1,117。「徳川てまり ふたいろ」¥1,026
落ち着いた佇まいの店内。オンラインショップでは取り扱いのない製品も並んでいる。
大通りから少し入った、静かな住宅街の一角にある店舗。徳川美術館に近く、駐車場も完備している。
DATA
  • なまふの店 麸秋
  • 【住所】名古屋市東区徳川2-4-17
  • 【電話】052・936・7091
  • 【営業時間】10:00~17:30
  • 【定休日】水、日、祝
  • https://fuaki.co.jp/shop/