野田屋菓子舗 – ナゴヤの大人のウェブマガジン | WEB大人の名古屋
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【愛知・一宮
和菓子】

野田屋菓子舗

来年で創業80周年
地域と共にこれからも
和菓子職人 野田錦市さん
2005年に父の元で和菓子作りを学び始める。2017年「菓子製造一級技能士」取得、2020年「厚生労働省ものづくりマイスター」認定。後進指導のために「職業訓練指導員」の資格も取得。2023年には「愛知県優秀技能者(あいちの名工)」として表彰を受ける。

地域・子ども達のために職人としての可能性を追求

 1945年に一宮市で創業し、長年地元の人々に愛され続ける『野田屋菓子舗』。先代先々代の技と思いを受け継ぎ丁寧な仕事に徹するのは、三代目の野田錦市さん。子ども達が喜ぶ和菓子をと、先代が40年前に創作した「いちご大福」や、いちご大福の餡を使った新作「¥(ひつじ)もなか」など、地域に寄り添った和菓子を作り続ける。
 毎日の菓子づくりに加え、研鑽のため菓子博に出品し、数々の受賞歴もある『野田屋菓子舗』。さらに錦市さんは「あいちの名工(愛知県優秀技能者表彰)」や「厚生労働省ものづくりマイスター」を取得し、後進の育成・技術振興にも力を入れる。自分が仕事をする姿や作るお菓子を見て、子ども達が面白そうだなと思ってもらえたら嬉しいと語る錦市さん。
 80周年を迎える『野田屋菓子舗』の先の歴史も見据えながら、ものづくりに邁進する。
店奥の工房で作った出来立ての和菓子が店頭へ。
錦市さんは店で菓子づくりをするほか、年間20回以上和菓子教室の講師も務める。
いちごを入れて作った餡と3Lサイズのいちごを餅皮で包んだ「city fashionいちご大福」¥230。ふるさと納税の返礼品として3年連続1位となる看板商品。
赤飯のように祝い事の時に食べてもらえたらと考案した「さくら さくらの赤飯まんじゅう」¥230
DATA
  • 野田屋菓子舗
  • 【住所】愛知県一宮市今伊勢町馬寄呑光寺4-6
  • 【電話】0586・73・7280
  • 【営業時間】9:00〜18:00、土日祝8:00〜18:00
  • 【定休日】無休