大切な人への贈り物から、身に付けたいアイテムまで。
ワンランク上の一品を探している人へおすすめの情報をご紹介。
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【愛知・扶桑町/】
【伝統工芸品】
長江人形店
伝統を重んじつつ革新的な人形作り
伝統工芸士 北川慎也さん
南知多町日間賀島生まれ。一般企業に就職するも、義父・長江芳彦氏に師事し人形作りをはじめる。中部人形節句品コンクール最優秀賞を獲得するなど、輝かしい受賞歴を有する。2022年には国指定の伝統工芸士に認定。現代の感覚にも合う作品を続々と発表している。
南知多町日間賀島生まれ。一般企業に就職するも、義父・長江芳彦氏に師事し人形作りをはじめる。中部人形節句品コンクール最優秀賞を獲得するなど、輝かしい受賞歴を有する。2022年には国指定の伝統工芸士に認定。現代の感覚にも合う作品を続々と発表している。
職人の人となりに触れられるギャラリー
1957(昭和32)年創業の『長江人形店』。2021年に『名古屋節句飾』が伝統的工芸品に指定され、二代目の北川慎也さんはその翌年に国指定の伝統工芸士となった。数々の伝統技術が脈々と受け継がれている愛知。伝統工芸士同士の〝横の繋がり〟が生まれたことは、北川さんの作風に大きな影響を与えたという。『有松・鳴海絞』『名古屋黒紋付染』の生地や『尾張七宝』とコラボした人形を登場させたのもその好例。伝統を重んじつつ、新しい価値を追求する同氏の心意気を感じられる。店の1階にギャラリーを設けており、職人の想いや人となりに触れながらひな人形や五月人形を購入できる。着物やお顔、屏風や調度品などすべてセミオーダー(フルオーダー)が可能。こだわりやイメージを、職人へ直接伝えられ、世界にひとつだけのひな飾りを購入出来る利点は嬉しい。
江南市の曼荼羅寺に咲く藤の花をイメージした作品。着物には有松・鳴海絞りを用いて尾張七宝をあしらっている。
名古屋黒紋付染の職人とコラボレーションした作品。黒と赤というオーソドックスな着物であるが、深みのある色合いに惹きつけられる。
鮮やかなブルーのグラデーションが印象的な龍に見立てた着物や十二単。どの角度から観ても美しい立体的な作品だ。
- 長江人形店
- 【住所】愛知県丹羽郡扶桑町高雄南東川158
- 【電話】0587・93・0337
- 【営業時間】9:30〜18:30
- 【定休日】土、日(11月から4月末まで無休)
- http://www.nagaeningyouten.com