すし験 – ナゴヤの大人のウェブマガジン | WEB大人の名古屋
レストラン 誕生日や記念日などの特別な日は、心地よい空間でとびきりおいしい料理と共に迎えたい。
そんな願いを叶えてくれる、とっておきのレストランをご紹介。

【名古屋・丸の内
寿司】

すし験

「あいちの名工」が生む、粋な手仕事
沖縄産マグロの大トロは、腹身部分のスジをはがし、蛇腹に包丁を入れて口当たりをなめらかに仕上げる。

今日一番の極上素材を使った寿司を、おまかせコースで

 名古屋のオフィス街・丸の内にある、知る人ぞ知る寿司店『すし験』。卓越した技術を持つ職人に与えられる称号「あいちの名工」に選ばれた秋枝泰祐さんが店主を務める店だ。
 店内はカウンター10席、完全予約制でおまかせコースのみ。秋枝さんが毎朝、柳橋と日比野の2つの市場へ足を運んで選び抜いた、最高の食材を使用した寿司を味わえる。
 秋枝さんは、素材によって2種類のシャリを使い分けるほか、ネタの状態によって包丁の入れ方を細かく変えていく。また同じネタでも、客と会話しながら相手によってアレンジを加えるのが、名工ならではの粋な仕事の見せ所だ。正統派の寿司はもちろんのこと、薬味を変えたり、洋のエッセンスをきかせて遊び心を加えてみたりと、訪れるたびに新鮮な驚きと感動を与えてくれる。
 旬の味わいと、粋な手仕事の数々は、美食を知り尽くした食通たちをも存分に堪能させてくれると評判だ。大切な記念日や、グルメなゲストの接待にうってつけの、大人のための1軒としてリストに入れておきたい。
夏が旬のモガレイは、地元産のもの。厚みのあるもっちりとした白身は、すだちや岩塩が合う。
淡路島のタチウオは、軽く炙って小袖寿司に。薬味は香り高いサンショウの葉を使用。
対馬のカマスは、炙ったあとに、口に入れた時の一体感が出るよう、あえて皮目を下にして握る。
夏の先付けの一例。旬のハモとウニ、キャビアを、飲めるほどの吸い酢でじゅんさい仕立てに。
シンプルな入り口の先には、大人の隠れ家が待っている。
DATA
  • すし験
  • 【住所】名古屋市中区丸の内3-10-8 LIBERTA CARINO 1F
  • 【電話】052・211・7722
  • 【営業時間】18:00〜23:00(L.O.22:00)
  • 【定休日】日、祝(4名以上の予約の場合は営業)
  • https://sushigen-nagoya.com/