
そんな願いを叶えてくれる、とっておきのレストランをご紹介。
【名古屋・新栄/】
【日本料理】
日本料理 小西
旬を味わう和の一皿

カウンター席は、調理の手元がよく見えるフラットな造り。「そのままの精一杯を見ていただければ」と小西さん。

ハレの日に似合う伊勢海老を、修学院離宮で育った聖護院大根、秋のキノコなどと合わせた。

贅沢な車海老の真薯は、ふわりと口当たりがいい。芒柚子で全体をやさしくまとめあげる。

季節を表した盛り込みで、まずは目から楽しませてくれる。中華やフレンチのエッセンスもプラス。※料理はすべてコースの一品のイメージ。¥6,000~





日本の文化と伝統を映した
五感を潤す料理ともてなし
夜も賑やかな幹線道路沿いにありながら、静寂をまとった数寄屋造り風の構えが印象的な『日本料理 小西』。店主の小西孝浩さんは『京都吉兆』や『河文』といった名だたる料亭で研鑽を積み、独立開業して2025年9月で9年目に突入した。日本料理を受け継ぐ先人に学び、伝統と文化を大切にしながら、現在は女将と2人で営んでいる。
料理は昼も夜も月替わりのコース仕立て。中でも圧巻は、季節を感じる一品が華やかに彩る八寸だ。取り分けやすいよう一人分ずつを小皿に盛るなど、細部までおもてなしの心が表れている。食材との向き合い方、季節や歳時を表した盛り付け、日本の伝統を大切にしたおもてなしの心など、今も変わらない店の根幹は修業時代に学んだという。例えば器ひとつをとっても、脈々と受け継がれる文化や紡ぎ手である先人へのリスペクトがうかがえる。とある秋の献立では、尾形乾山の代表的な絵柄である竜田川と紅葉を写した取り皿を用意。お椀は輪島塗の雲錦模様を使用。桜を雲として、紅葉を錦として描いた琳派の流れを汲む伝統的な絵柄だ。「日本の伝統を眺めるだけにせず、手に取って触ってほしい」という店主の思いに、気持ちもほころぶ。
料理は昼も夜も月替わりのコース仕立て。中でも圧巻は、季節を感じる一品が華やかに彩る八寸だ。取り分けやすいよう一人分ずつを小皿に盛るなど、細部までおもてなしの心が表れている。食材との向き合い方、季節や歳時を表した盛り付け、日本の伝統を大切にしたおもてなしの心など、今も変わらない店の根幹は修業時代に学んだという。例えば器ひとつをとっても、脈々と受け継がれる文化や紡ぎ手である先人へのリスペクトがうかがえる。とある秋の献立では、尾形乾山の代表的な絵柄である竜田川と紅葉を写した取り皿を用意。お椀は輪島塗の雲錦模様を使用。桜を雲として、紅葉を錦として描いた琳派の流れを汲む伝統的な絵柄だ。「日本の伝統を眺めるだけにせず、手に取って触ってほしい」という店主の思いに、気持ちもほころぶ。

- 日本料理 小西
- 【住所】名古屋市中区新栄1-6-16 東田ビル1F
- 【電話】052・684・7720
- 【営業時間】11:30〜14:30(L.O.14:00) 18:00〜22:00(L.O.20:30)
- 【定休日】水
- https://www.koni-shi.com