地下鉄一社駅から徒歩5分。東山通の裏手に、17年6月にオープンした『コンヴィエ』は、どこかフランスを感じさせるカフェレストラン。それもそのはず。学生時代はアルザスに留学し、貿易会社に勤めていた頃もフランスに足を運んでいたという店主の長尾英典さんが営むのだから。「隣の人とも仲良くなれるような空間に」との願いを込め、店舗中央に置かれたヒノキのテーブルを8名がけの大きなサイズにしたのも、フランスのカフェやレストランに倣ったスタイルだ。
　そんな温もりのある気軽な空間で味わえるのは、フレンチをベースにした料理。特に、ランチに登場するひと皿は、カジュアルながら上質で本格的。たっぷりの野菜が味わえるサラダなどは、目でも楽しめる美しい盛付けも魅力的だ。加えて、ワインのラインアップも多彩なので、休日、昼飲みをするのも楽しいに違いない。

上写真：チキンと冬野菜のマディラソース￥1,100。パン、スープ、オードブル、サラダが付く。定期的にメニュー内容は変わる。
中写真：オーナーの長尾さんはサービスやワインを担当する。
下写真：ディナーはフォアグラ大根￥972がおすすめ。定期的にメニュー内容は変わる。