こだわる大人の特選グルメ
ちょっと足をのばして行きたい郊外のレストラン
そこでしか味わえないひとときを求めて、休日は家族や大事な人と郊外へドライブに出かけたい。
その地の風土を感じながら、知られざる新たな味に出合える珠玉の料理店へ。
フレンチ
【岐阜・大垣】和モダンフレンチたかはし
日本家屋に広がる北欧空間で、
器にも凝ったおもてなしを披露
大垣駅から大通り沿いに徒歩7分。店は二軒続きの日本家屋をリノベーション。手前は日本家屋を基調としているが、カウンターがある奥へと進むと一転して、北欧家具を基調としたモダンな部屋が現れる。檜のカウンターに座り、シェフが調理する姿を見ながら、そして会話を楽しみながら食事をいただける。
「出掛けるのに便利な土地柄、名古屋はもちろん、京都や東京へまで足を運んで食べ歩く方も多くて、大垣には舌の肥えた方が多いんです。食材や味、空間、器まで、そういった方々に気に入ってもらうための努力をしています」と語るオーナーシェフの高橋淳志さんは、各地のホテルなどで経験を積んだ後独立。フレンチの技法を基本に、日本料理や中華料理、イタリアンなどのエッセンスを加えてメニューを作り出している。使用する食材は飛騨牛をはじめとする国産和牛、名古屋の柳橋市場や淡路島などから仕入れる魚介類、そして地元の野菜など。器も一流のものを揃えている。
ランチ、ディナー共にコース料理を基本としており、ランチは2,800円〜と決して手頃なわけではない。ただしその分、味わいは確か。特別な日に使いたい、自分へのちょっとしたご褒美にというリピーターを増やしている。また、ディナータイムの予約状況によっては21時からカフェ&バーとしての利用も可能。アラカルトメニューをいただきながら、酒やコーヒーを楽しんでみるのもおすすめだ。
上写真:前菜の盛り合わせ。その日の仕入れ次第でメニューが変わる。写真は「自家製燻製サーモンのマリネ」
中写真:デザートは5〜6品から選べる。写真は甘夏を使用した食感が絶妙のシブースト。
下写真:店内奥には檜のカウンターが目を引くメインダイニングがある。暖かい色調と合わせて心休まる空間だ。
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