こだわる大人の特選グルメ
ちょっと足をのばして行きたい郊外のレストラン
そこでしか味わえないひとときを求めて、休日は家族や大事な人と郊外へドライブに出かけたい。
その地の風土を感じながら、知られざる新たな味に出合える珠玉の料理店へ。
ワイナリーレストラン
【愛知・常滑】サンセットウォーカーヒル
東海地方初のワイナリーレストランで
常滑ワインと夕日に酔う
2018年4月にオープンした農家レストラン『サンセットウォーカーヒル』。このレストランと同じ敷地内に同年9月、知多半島初のワイナリーである『常滑ワイナリー・ネイバーフッド』が設立された。『常滑ワイナリー・ネイバーフッド』で醸造された常滑ワインは、そのまま『サンセットウォーカーヒル』に出荷される。東海地方初のワイナリーレストランの誕生だ。
オーナーの馬場憲之さんが、このワイナリーレストランの実現に要した歳月はおよそ8年。アメリカ・オレゴン州のユージーンにあるワイナリーレストラン『キングエステート』に強く影響を受けたことがきっかけだ。
「広大な葡萄畑を見晴らすレストランでは、地元食材で作る料理と、自前の葡萄を醸造したワインが提供されていました。サーブをするのは地元の学生たち。それを全米から集まったお客さんが楽しんでいるわけです。この光景に胸を打たれて、自分も日本でこれを再現したいと思いました」
こうして誕生した常滑ワインはオレゴンを理想とするカジュアル系。レストランではワインと共に知多半島の食材を使ったアメリカンスタイルの料理を提供している。伊勢湾を一望できるテラス席も用意した。夕刻にはロマンチックなサンセット・グラデーションが見られるので、常滑ワインを傾けながら海に沈む夕日に酔いしれたい。
上写真:左は『ゴーキャンプ カヴェルネ•ソーヴィニヨン2018』ボトル¥5,184。酸味もタンニンもしっかりと感じられるものの、ライトで飲みやすい飲み口。右は『ゴーピクニック シャルドネ2018』ボトル¥5,184。 酸味がやや強く、キリッとしたドライな飲み口で、ほんのりと果実味も。
中写真:柔らかい知多牛のランプ肉を使用した知多牛のステーキ。表面を強火で焼いてから、余熱でミディアムレアに仕上げた。ソースはシェフの気まぐれで替わり、写真はバルサミコ酢のソース。ステーキランチ¥3,132より。
下写真: 国産野菜と知多牛ローストビーフのパワーサラダ。野菜、フルーツ、牛肉がふんだんに入った低糖質メニュー。地元の旬の野菜がたっぷり味わえる。パワーサラダランチ¥1,620より。
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