ちょっと足をのばして行きたい郊外のレストラン
そこでしか味わえないひとときを求めて、休日は家族や大事な人と郊外へドライブに出かけたい。
その地の風土を感じながら、知られざる新たな味に出合える珠玉の料理店へ。
その地の風土を感じながら、知られざる新たな味に出合える珠玉の料理店へ。
四川料理
【静岡・浜松】川龍
シェフの信条と巧みな技が生み出す、
王道の「四川料理」を求めて
王道の「四川料理」を求めて
のどかな田園風景と住宅街が広がる一角に構える『川龍』。2015年にオープンしたこの店では、本格的な四川料理が味わえる。オーナーシェフの川島準矢さんは年に3回ほど中国四川省に渡り、本場の四川料理を学んでいるという。その卓越した技術による四川料理を食してみたいと、遠方から訪れる客も後を絶たないという。
川島さんの信条は、「アレンジはするけど創作はしない」こと。あくまで四川料理の王道を貫きつつも、より美味しく味わうための工夫に余念がない。「例えば本場四川省では鴨ロースの料理には蒸しパンは添えませんが、一緒に味わうことで鴨の味がより引き立ちます」と川島さんは語る。その自家製蒸しパンもネギや山椒を練り込んだ四川風の一品であり、川島さんの信条が表れている。ほかにも、品によっては日本人の味覚に合うようにと野菜を取り入れることで四川料理ならではの辛さを緩和するなど、様々な工夫がなされている。
同店の四川料理は本格的な味を楽しめるだけでなく、四川省の食文化も知ることができる。例えば“張飛”とつく料理には“黒い料理”という意味があり、黒酢や甜麺醤 を用いることが多いという。このように意味を理解することで、より料理を楽しめる。名古屋から少し足を伸ばした場所で、本場さながらの四川料理を満喫できるとあっては、ぜひ訪れたい。
川島さんの信条は、「アレンジはするけど創作はしない」こと。あくまで四川料理の王道を貫きつつも、より美味しく味わうための工夫に余念がない。「例えば本場四川省では鴨ロースの料理には蒸しパンは添えませんが、一緒に味わうことで鴨の味がより引き立ちます」と川島さんは語る。その自家製蒸しパンもネギや山椒を練り込んだ四川風の一品であり、川島さんの信条が表れている。ほかにも、品によっては日本人の味覚に合うようにと野菜を取り入れることで四川料理ならではの辛さを緩和するなど、様々な工夫がなされている。
同店の四川料理は本格的な味を楽しめるだけでなく、四川省の食文化も知ることができる。例えば“張飛”とつく料理には“黒い料理”という意味があり、黒酢や
上写真:しっとりした食感の「鴨ロースの張飛風」¥2,200
中写真:高い技巧を裏付ける一品「龍鬚麺の砂糖がけ」¥600
下写真:厨房には四川料理ならではの香辛料が並ぶ。
中写真:高い技巧を裏付ける一品「龍鬚麺の砂糖がけ」¥600
下写真:厨房には四川料理ならではの香辛料が並ぶ。
DATA
- 【店名】
中国四川料理 川龍 - 【TEL】053・545・9333
- 【住所】静岡県浜松市東区半田町1585-1
- 【営業時間】11:30〜14:30(L.O.14:00) 17:30〜21:30(L.O.21:00)
- 【定休日】月(祝日の場合は翌日休)、不定休あり
- 【予算】昼¥1,180〜、夜¥3,000〜
- 【駐車場】あり
- 【交通アクセス】遠州鉄道さぎの宮駅よりタクシーで約5分、
- 車/新東名高速道浜松浜北ICより県道391号線を南へ約20分
- 【予約】できれば予約を
- 【タバコ】禁煙
- 【HP】www.shisen-senryu.jp