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（大石）エブリンさんが休養を発表してからしばらく時間が経ちましたが、環境や心境に変化はありましたか？
（馬瓜）「起業することによって、日本のバスケットボール界に技術や利益を還元したい」という、当初からの思いは変わらないですね。大石さんをはじめ、この１年で多くのビジネスパーソンと出会うことができたことがとても大きな刺激になっています。
（大石）コーチからリモートで指導を受けられるプロダクトなど、エブリンさんが提唱する「スポーツ×ビジネス」という考え方に、私自身も大きな感銘を受けました。
（馬瓜）当初は起業家としての経験が浅かったので、多くの人を前にプレゼンをする時、緊張したり迷うことが多かったんです。でも、「飛び込まなきゃ学べない」ことがいっぱいありましたし、結果として多くの支援をいただくことができて大変ありがたく思っています。
（大石）公立中学校の部活動指導の一部を民営化する動きも、エブリンさんの企業活動においては追い風になりますね。
（馬瓜）そうですね。スポーツサイドの人々を、ビジネスサイドに連れてくるということが私のミッションだと考えていますので、私にできることで貢献していきたいと思います。
（大石）我々は多くのアスリートに対して支援させていただいていますが、まだまだ日本ではビジネスとスポーツを結び付けるうえで課題が多いと感じています。
（馬瓜）例えば、部活動は「スポーツ×教育」という側面が強いですね。まずは、「教育分野にビジネスを掛け合わせるのはタブー」という固定観念を徐々に払拭していく必要があると感じています。
（大石）エブリンさんは事業の活動の一環として、スポーツとビジネスが出会う機会となるイベントを多く主催していますね。
（馬瓜）はい、昨年の夏に開催した『マーベラス エイト』もそのひとつです。久屋大通公園でバスケを行うことで、多くの人達が足を止めてくれました。
（大石）どんな形でスポーツという分野に参入すればよいか、思案している経営者も多いでしょう。
（馬瓜）そうですね。スポーツ×ビジネスに対する敷居を低くして、関わりやすくする活動をこれからも続けたいと思います。
（大石）我々はクライアントの皆さんと〝運命共同体〟だと考えています。これからも、エブリンさんの夢をあらゆる方向から支えていきます。
（馬瓜）ありがとうございます！ よろしくお願いいたします。