こだわる大人の特選グルメ
気軽に味わえる1軒
ランチや仕事帰りなど時間がないときだからこそ、肩肘張らずにおいしい料理を楽しみたい。
その日の気分に合わせて選べる、通いたくなる魅力溢れる店をご紹介。
フレンチ
【久屋大通】小粋なフランス食堂 ブラッスリー・アルル
みんなでシェアしたい、多彩なアラカルト
本格フレンチをひとくちサイズにアレンジするなど、オーナーシェフの白坂祐一さんが作り出す新感覚フレンチが人気の『ダイニング六区』。その姉妹店となる『アルル』は、南仏・アルルの街角にある気軽なブラッスリーをイメージ。ボリューム感のあるアラカルトをみんなでシェアして、ワインや世界のビールとともにあれこれ楽しむ「普段使いができる店」がコンセプトだ。

オーナーの白坂さんと厨房を仕切る浦山慎平さんは、この店を始める前からの付き合い。白坂さんがその技術と味付けに一目置く浦山さんの料理は、伝統技法で作る王道のフレンチ。殊に半頭買いで仕入れる知多産ハッピーポークを使った料理が自慢だ。なかでも、骨付きロース肉のグリエは500gの肉を1時間かけてジューシーに焼き上げる人気のひと品。「脂を落としながらしっかり焼くので、脂身も香ばしくておいしいですよ」と浦山さん。豚のだしに赤ピーマンのピューレを加え、ガーリックオイルで香りづけしたソースは、バスク地方の唐辛子のマイルドな辛味がアクセント。付け合わせに添えた野菜のローストとも相性がいい。アラカルトはランチタイムにも用意されているので、休日の家族サービスに利用してみては。
上写真:ハッピーポーク骨付きロース肉のグリエ 季節のお野菜のローストを添えて ¥3,780
中写真:フランス産自然派ワインを中心に、常時50種類以上揃える。
下写真:陽射しが注ぐ店内は赤と白を基調にしたカジュアルな雰囲気。
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