こだわる大人の特選グルメ
ちょっと足をのばして行きたい郊外のレストラン
そこでしか食べられない味を求めて、休日は家族や大事な人と郊外へドライブに出かけたい。
その地の風土を感じながら、知られざる新たな味に出合える珠玉の料理店へ。
フレンチ
【三重・津】ラフリック フランセーズ カラフー
フレンチとアフリカンが融合した、
新感覚の料理で楽しませるビストロ
津市中心部の住宅地の中にある、黄色いのれんが目印のビストロ『カラフー』。オーナーでありシェフとしても腕を振るう町井直樹さんは、かつて在タンザニア日本大使館の料理人を約6年に渡って務めた経歴の持ち主。また、タンザニアに赴く以前はフランス料理店で修行を積んだり、世界を巡る豪華客船で料理を作っていたという。
町井さんはその多岐に渡る経験を活かして、2014年に故郷であるこの地で店をオープン。そのスタイルは、フレンチにアフリカのエッセンスを加えたもの。店名はスワヒリ語でスパイスの「クローブ」を意味する。クローブはタンザニア本土の東に浮かぶザンジバル諸島の名産品でもある。その名のとおり、『カフラー』のカウンターにはクローブをはじめ、様々なスパイスが並んでいる。ここで味わえる料理のベースは、町井さんが公邸内料理人に大使や来賓をもてなした際のメニューや、現地のローカル料理をアレンジしたもの。予約制のコース、ボリューム満点のアラカルトには津市で畜産を営む大西さんの豚など、地元の食材が多く使われる。「あくまでベースはフランス料理ですが、そこにプラスするスパイスが醸し出す、アフリカのワイルドな空気感を味わっていただければ」
ボトル約80種類、グラス10種類を揃えるワインは南アフリカ産のみ。濃厚な中にも僅かに感じられるスパイシーな味わいが、町井さんの料理をより引き立ててくれる。ワイングラスを片手に、町井さんのタンザニア滞在時のエピソードに耳を傾けると、雄大なアフリカの景色が目に浮かぶようだ。
上写真:「大西さんの豚の田舎風パテ」はコース¥3,500の一例。
中写真:常時20〜30種類を揃えるスパイス。
下写真:ワインはボトル¥3,200〜、グラス¥500〜より提供。
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