こだわる大人の特選グルメ
ちょっと足をのばして行きたい郊外のレストラン
そこでしか食べられない味を求めて、休日は家族や大事な人と郊外へドライブに出かけたい。
その地の風土を感じながら、知られざる新たな味に出合える珠玉の料理店へ。
フレンチ
【愛知・春日井】レストラン シュバル ブラン
食感・味・香りを重視した、
独創的で華やかなフレンチ
2013年5月にオープンしたフランス料理店でシェフの山本義茂さんが手掛けるのは素材の味、食感、香りを大切にした料理。かといって決してシンプル調理でも奇をてらった料理でもなく、緻密な仕事をしながら素材の持ち味を最大限に表現する。例えば脂ののった旬のサンマに、あえて濃厚なリコッタチーズを合わせることで、サンマの旨みを引き出している。また弾力のあるエビをパリッとしたカダイフで包み、それぞれの食感を引き立て合う。意外な組み合わせに感嘆しつつ、あらためて素材の美味を実感するひと皿ばかりだ。

特に食品卸業&料理研究家の長田絢さんから仕入れるジビエを中心とした肉料理が評判。濃厚なフォアグラとコーチンのムースでうずら肉の甘みを際立たせたローストはあっさりとしたうずらの赤身のおいしさが十分に感じられる。また「肉は捨てるところがないから」と常に一頭買いし、骨まで使いこなす徹底ぶり。
また調理法へのこだわりもさることながら、見事な盛りつけでも訪れる人の目を楽しませる。赤、黄色、紫と皿ごとにカラーを決めてソースやエディブルフラワーで鮮やかに仕上げる料理はまるでアートのようで気持ちも華やぐ。「手間をかけて美しく、おいしく仕上げる。それがレストランの仕事」と話す山本さん渾身のコースはデザートまで繊細で味わい深く、客人の舌を魅了する。
上写真:ディナーコース¥8,300の一例、前菜 赤ビーツとサンマのマリネ。
中写真:ディナーコース¥8,300の一例、メイン 豊橋産うずらのフォアグラ詰めロースト。
下写真:オフホワイトとブラウンを基調とした店内は落ち着いて食事を楽しむことができる。
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